2004年8月の不定期日記 戻る 
不定期日記

■ 2004.8.30    周期的

 に給料泥棒状態と尻に火がついた状態を行ったり来たりしているのは、ひとえに自分のスケジューリングがなっていないから。まだいまいちツボが掴めない。

 この感動が薄れる前に書いておかなきゃ。

 『ケルベロス第五の首』 ジーン・ウルフ/柳下毅一郎 訳(国書刊行会)読了(8/28)。
 これは凄い小説だ! 傑作です。手探りの状態からじわじわと立ちのぼるグロテスクな世界観、汲めども尽きぬ謎掛け。読んでいる間はページを繰るのがもどかしく、読み終わった途端に再読したくなる。そして、いかな猛者の重箱の隅つつきにも耐えうるであろう、強靭な構成。お見事の一言です。もっともっと書きたいことはあるんだけども、きりがないので今日はこのへんで。これはマニアの研究サイトが乱立しそうだなあ。それもまた楽しみではあるんだけど。私はと言えば、一読後は、まだちょこちょこと気になったところを拾い読みしている程度。時間が取れたら最初からもう一回気合入れて読み返すつもり。間違いなく、今年の殿堂入り。諸手を挙げてお薦めです。


■ 2004.8.27    前回までのあらすじ

 マンデーブルーがそのままテューズディブルーになり、眠いということ以外特筆すべきこともない給料泥棒振りを晒していた巽堂は、さらにその翌日にはまだ誰一人席を立たない定時に職場を逃げるように抜け出し、筋肉ミュージカルを観賞すべく一路横浜へと急ぐのであった。

 筋肉ミュージカルは革命的なのであった。音楽がなくても歌が下手でも、気合と根性と筋肉があれば人間は感動できるということを思い知らせてくれる。特設会場は当日券まで売り切れ状態で老若男女がひしめき、オープニングから的確な手拍子が沸き起こるリピーター率の高さ。個人的白眉は第二幕の縄跳びであった。長縄を跳びながら二重跳びするなんて何がどうなっているのか原理が理解できない。それにしてもこの体力任せの公演をマチネとソワレの2回こなす体力は驚異的だ。みなとみらい線の馬鹿深いエスカレーターを駆け昇って息切れしている場合ではない。一緒に行った先輩は毎日筋トレを再開すると息巻いていた。元体育会系はそれでもいいが、軟弱な文系代表の私はとりあえず通勤でエスカレーターを使わないことから始めることにした。案の定、翌日の出勤からバテてさらなる給料泥棒状態を招いたが。

 そんな巽堂に課された本日の試練は、人生初の抜歯であった。歯医者の腕が良いのはすでに承知しているので心配はしていなかったが、不安ではある。いつも診察と処置を受けている台に横たわり、いつも顔にタオルを掛けてくれるのだが今日はさらに沢山何やら被せられて外界の動きがほとんどわからない状態で麻酔をされる。こうなると、人が動き回ったり道具をやりとりする気配がするものの、実際何をされているのかよくわからない。そして決定的瞬間はよくわからないままに終わってしまったらしく、抜歯終わったので写真何枚か取りますねーと言われる。さらにその後、骨を削るオペをするのだが、これもなんというか、何をされているのか全く具体的に感知できない。ただドリルの振動はダイレクトに伝わるので、なんだか道路工事をされている気分になる。道路工事が終わるとまた写真を取られて、終わりですとあっさり言われた。それでも2時間経過。ご苦労様なのは医者とアシスタント嬢である。巽堂は診察台で半分寝かけていた。痛いですかと聞かれたので、麻酔でまだよく回らない口で特に痛くないですと答えると、これから痛みと腫れが出ますと宣告された。前科の多い患者なので不安になったらしく、さらに投薬と生活上での注意点を念押しされる。さらにさらに、食事は普段どおりでよいが、飲酒は控えるように仰せになる。なぜお見通しなのか。なるほど歯医者を出てしばらくしても口の中には若干血の味が残っているし、麻酔が切れてくると処置した部位に違和感を感じないでもない。天からの声と医者は、節制せよとはっきりと言っている。しかし今日は職場が東京に移動する友人と馴染みの居酒屋でさよなら横浜企画第二弾なのであった。さらに明日には別の友人の披露宴が待っている。行って飲まなければよいというのは、酒の悪魔を知らない者の意見だ。101回目の禁酒を誓う巽堂だが、次々と襲いかかる誘惑に抗すべくもあるのか。はたして次に無事に歯医者の門をくぐることができるのか。以下次号に続く。

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 前回までのあらすじ文体ってのも難しいですね……。


■ 2004.8.23    Sleepy Monday

 欠伸連発で稼働率が地を這う月曜日。

 『ダブ(エ)ストン街道』 浅暮三文(講談社文庫)読了。
 楽しかった! 面白かった! 昔、不思議の国のアリスをはじめて読んだときのわくわく感を思い出しました。誰もが道に迷っている謎の土地ダブエストンの描き方がたまらなく素っ頓狂で魅力的。奇妙な世界を妙にリアリティ豊かに、淡々と、おかしみとそこはかとないペーソスを漂わせて見せてくれるテイストには、キャロルだけでなく、カルヴィーノやガルシア・マルケスのようなラテン系作家に通じるものを感じます。ここ数日の個人的読み物不況を一気に挽回。


■ 2004.8.22    Beautiful Sunday

 ブロードウェイミュージカル『キャバレー』を観てきました。
 東京国際フォーラムのマチネ。すごいでかいホールだった。こんな大きさで生声は勿論期待できないけど、マイクの調整がうまいのか、あまり不自然さは感じませんでした。楽しい、と言ったらストーリーにそぐわないかもしれないけど、私は楽しめました。歌は当然皆上手いし、ダンスもシャープ、場面転換もさりげなくて憎らしい。ただ舞台は結構狭くて、どちらかというとダンスより歌とドラマに比重が置かれている。ミュージカルというと、つい飛んだり跳ねたりを期待してしまう私は、ちょっとそこが物足りなくもあり。筋立ては、ナチ台頭時代のベルリンにやってきたアメリカ人の青年がキャバレーの踊り子サリーと恋をして破局するまで。そこに青年が間借りしている部屋の女主人や、女主人に求婚する果物商や、何かと青年に仕事を頼む怪しいドイツ人(実はナチ党員)などが絡む。全体のストーリーを、MCというドラッグクィーンとピエロを足してニで割ったようなキャラクター(キャバレーの主人らしい)がその名のとおり、狂言回しとして場面を仕切っていく。キャバレーの出し物のようにストーリーを進めて行くスタイルは、映画『CHICAGO』とも共通しますね。CHICAGOの舞台版は観てないんですが、どっちが先なのかな。あ、CHICAGOはキャバレーの女の子が主人公だけど、こっちは男が主人公ですね。個人的には、主役二人よりも、宿の女主人の歌や台詞がどれも味があって好きだ。第一幕の歌の So What?! とか。あとニ幕後半の、私はずっとここで生きてきたし、これからも生きていく、と言う場面、I survived... I will survive. とか。

 そういえば、隣に座ったカップルの男のほうが、「四季なんかとんでもないよ。あれを観て芝居を観たと思ったら大間違いだね」とか大声で薀蓄を垂れていたけど、その割りには観劇マナーが芳しくないのだった。いいからそのビニール袋をごそごそするのをいい加減にしてくれたまえ。

 そのあと、八重洲ブックセンターと山野楽器とYAMAHA銀座店をはしご。欲望と死闘を繰り広げました。八重洲ブックセンターでは敗北したが、山野楽器では勝利。1時間以上、いろいろ試聴しまくったけど。むしろ聴き疲れて購買意欲をなくしたのか。YAMAHAに行く明確な目的があったのも勝因かも。YAMAHAで、オケのパート譜をバラ売りしてくれるかどうか聞いたら、出版元がバラ売りしているなら可能、ということだった。やった! 実は次の演奏会でやる曲のファゴット譜だけが紛失していて、探しても見つからず、スコアから起こすしかないってな話になっていたのだ。スコアから起こすって簡単に言うけど、結構手間かかるっすよ? しかも私がやるんじゃ、休みの数間違うくらい朝飯前っすよ? 字の汚さにも定評がありますし。注文取り寄せなので2週間くらいかかるという話だけど、手書きするよりはるかにマシです。

 嬉しさのあまり、楽譜を衝動買い。ブラームスのクラリネット(ヴィオラ)ソナタ。原版のクラリネット譜は当然inB♭で、C管楽器の私は読み替えができない。でもヴィオラ譜(勿論inCだ)もついているのを発見したので嬉しがって買ったのですが、よくよく見たらやはり罠がありました。ヴィオラのテノール記号って、ファゴットのテノール記号とドの場所が違うのだ。線一本分下にある。ただでさえテノール記号が苦手なところにこれはイタい。結局アホみたいに楽譜に音名振るハメになりそう。


■ 2004.8.21    今日は文句垂れまくり

 この暑いのにいろいろ不快なことが起きてくれるぜ。

 とは言え、あまりに内輪な内容すぎてここでぶー垂れられるのはコレ↓くらいだ。

 『呪文字』 倉阪鬼一郎(光文社文庫)
 袋とじに心躍らせていたのですが……マジ?! というのが正直な感想。ありえないものを見たというか。読み進みながらじわじわとイヤな予感に背筋を蝕まれつつ、よもやこんな安易な展開ではあるまいなと脳内で描いていたとおりの展開が繰り広げられていく寒々しさ。いやむしろ、展開と言えるほどの展開がないことがまさに問題だ。悪質な冗談と思いたい。ひょっとして手を抜いたか倉阪鬼一郎。だとしても、これは馬鹿にしすぎだ。この小説には小説部分がなく、仕掛けしか存在しない。例えば、手品のタネだけがテーブルに放り出してあるマジックショーを考えてみればいい。確かにあの仕掛けは美しいし労作だと思うが、仕掛けは仕掛けでしかなく、この作品にはそれだけしかないのだ。だったらパズルにでもしたほうが、よっぽど仕掛けそのものが生きるだろうに。パズルとしてなら評価するけど、小説としてならゴミ箱直行水準です。

 怒りを静めるべく、久々に部屋を締め切ってガンガンにクーラーかけて、ホロヴィッツの『展覧会の絵』なぞ大音量で聴いている。さすが元祖爆演ピアニスト。割れ鐘のようだ。ちなみに、一緒に入っている、コンサートのアンコールの録音らしい『星条旗よ永遠なれ』も一聴に値します。こんな曲にリスト並みに音符を増やして低音をガツンガツン効かせている誇大な編曲、それを超絶技巧を駆使し、ほとんどずっとffで叩き弾く(Trioくらいはちょっと音量下げてたけど)おふざけとしか思えない熱演。しかもわざわざ自分で編曲するあたり真性のアホだ。でもこの突き抜けた馬鹿さ加減が結構、いやかなり大好きだ。


■ 2004.8.20    比較検討

 家に帰ると思わずビールを開けてしまう今日この頃。開き直ってビールだけじゃなく、スーパーの発泡酒ラインアップも端から試してみているんですが、どうも私には発泡酒は合わないっぽい。味が薄い分、何かビール以外の味がするような感じがするんですよね。唯一いけるのは普通の淡麗だけです。小麦も麦100%生搾りもハニー何とかも駄目でした。SUPER BLUEに至っては成分見たら焼酎が入っているというではないか。邪道だ。これまでの結果。ヱビスか黒ラベルでなければ、カールスバーグかレーベンブロイ、ピルスナーウルケルが好きです。ドイツ、チェコ系か。あ、ギネスも好きよ。シンハは普通に飲めるけど、青島は薄い気がします。オリオンは試してません。今度買ってみよう。スーパードライはビールが嫌いだった学生の昔から苦手だったけど、今でも苦手だった。


■ 2004.8.18    熱砂の星

 って何のネタでしたっけ。まさに今年の東京のことだよ。暑い。早く来るなら来てくれ台風。

 またまた日夏耿之介。今度のまな板の鯉は夏目漱石。小説は頭でっかち、女性や恋愛の描写が陳腐、英文学論は浅薄。なんか恨みでもあるんかい。(私は漱石好きだ) どうも鴎外に好意的みたいだ。漱石が天才じゃないことをことあるごとに繰り返すんですが、天才じゃなかったらどうだというのだ。天才に小説を書くことなんか誰も期待しない。だってそんなもの本人以外理解できないんだろうから。理解できたら、それは天才の思想じゃない。天才が一点輝く星のような特異点なら、優れた小説家は河のように普遍的なものだ。


■ 2004.8.14    空中ブランコ

 は奥田英朗でしたか。読み終わるまで伊坂幸太郎だと思ってました。あれれ。いやだって貰い物で表紙にカバーがかかってたからさ。……言い訳にもならないか。

 というわけで『空中ブランコ』 奥田英朗(文藝春秋)読了(8/13)。
 帰りの電車の中で読めちゃいました。先に『イン・ザ・プール』から読んだほうがいいのかな。軽い。読みやすい。さらさらいくね。今は頭が疲れてるからこれくらいのほうがいいけど。奥田英朗は『ウランバーナの森』以来です。『最悪』も『邪魔』も持ってるけど積読中。『ウランバーナ』のほうが手ごたえあった感じ。これはこれでもいいけど、これが直木賞ってなんだかあっさりしすぎな気が。そう、予想外にあっさりしてたんだな伊良部が。それよりマユミちゃん好きです。究極にキャラが濃いのを読みたいんだったら、やっぱり舞城王太郎あたりにいかなきゃいけないのかな。でもどうしてもあの文章に理由のない拒否反応を示してしまうんだよな。

 相変わらず日夏耿之介。母校早稲田をボロカスに言ってます。やれ講義が面白くないの「自由」な校風はただの「堕落」だっただけだの学生はアホばっかりだの教授連は品性卑しい足の引っ張り合いばかりだの憧れていた先生はいざ講義やなんかで接してみると妙に物足りないのと、どこかで聞いたような文句ばかり垂れている。日本の大学って昔から勉強しようと思って入ると面白くないところだったのね。最初から勉強するつもりもなかった私はそれなりに楽しかったけど。


■ 2004.8.8    お役所仕事な人々

 昨日のトマトクリームシチューもどき(煮詰まってスープからさらに進化)に真たらを投入。美味い。もとの味がシンプルなので何入れてもOKですね。次はベーコン入れるか。

 すっかり忘れてたけど、妹その2の誕生日だったよ。やつは一応受験生のはずだが、危機感ゼロ。この時期にどこか旅行に行きたいと抜かしている。で、メールのやりとりをしてたんだけど、
「という次第であるので、ゆきえちゃんの夏休みはいつであるか」
「我が職場に決まった休みはない。今から盆の時期に休暇調整するのは不可能である。もっと事前に連絡されたい」
「では土日にかけてのニ泊三日ではいかがか」
「ぶっちゃけこの時期に旅行は暑くて疲弊すること甚だしいと考える。しかも行楽地はガキジャリで大混雑が見込まれよう。第一切符確保の勝算はあるのか」
「これから確認する次第である」
「時期的に今から切符の確保は至難かと思われる。日帰り近場散策にプラン再考を要請する」
「持ち帰り検討する」
 という経緯があって、未だ検討中。仕事が遅いよキミ。ちなみに最近、国会答弁風というかお役所公式文書風というか風メールが姉妹間で局地的に流行っている。いや変換しにくくて大変なんだけどさ。しかも無駄に文章長くなるし。まさにパケットの無駄遣い。


■ 2004.8.7    焦らない人々

 友人がまた一人結婚するので、今日はその前祝に行ってきます。結婚する友人Rとは前の会社の同期で彼女は私より先に会社を辞めましたが、なんと結婚相手はやはり前の会社の同期くんだそうです。仲のいい同期には院卒の子やら留学生やらが多くて、私より2〜3歳年上の人が多いんですが、やはり三十路前後でぱたぱたと結婚していきますな。ちなみに、Rと共通の友人で、これまたすでに三十路に突入した友人Yの迷言。「まったく焦ってない自分に焦った」 まったく同感だよYちゃん。

 何と命名していいかわからないんですが、とりあえす「混ぜ豆腐」と勝手に呼んでいる一品にはまってます。その名のとおり、豆腐にいろんなものを混ぜます。主にねばねば系。はずせないのが納豆。玉子もあるといい。オクラや茗荷などの薬味も、そのときあるものを刻んで適当に。豆腐は絹ごしがいいです。ドレッシングはなんでもお好みで。そいつらを全部大きめの鉢に入れてざくざく混ぜます。納豆や玉子、オクラのねばねばが空気を含んでふっくらしてくるまで混ぜ混ぜします。あとはそのままスプーンで食べてもいいし、濃い目に味つけてご飯とか冷麦とかに載せても美味いと思う。もともとは居酒屋で「スタミナ豆腐」なるメニューで出てきたのをぱくったんですが、まったく火を使わなくて済む秀逸なレシピであります。(あ、でもオクラはさっと湯通ししたほうがいい) 今日は納豆となめこと茗荷でやってみたけど、なかなか美味かった。なめこをしばらくドレッシングに漬け込んでおいたのが勝因ですな。

 今日は作り溜めの日。
 トマトと茄子のカレー……にするつもりが、トマトと玉葱を炒めたところでカレーパウダーを入れ、そのあとなんとなく牛乳を入れて煮てみたら、ちょっとカレー風味なトマトクリームスープもどきができて、ルゥ入れなくてもそのままでいけそうなので、そのままにしてみた。なんて適当な。カレーパウダーも入ってるし、バターにかなり塩気があるので、ちょっと塩を振るくらいでほとんど味付け要りませんでした。煮物ってこれだから楽で好きよ。しかし茄子を入れる雰囲気でなくなってしまった。茄子どうしようかな。


■ 2004.8.6    シードル

 にハマった。前に一度見つけてハマるきっかけになったイギリス産のが最近は成城石井にすら見つからず、次点は、というか簡単に手に入るのはニッカのなんだけど、最寄のコンビニにはスイートしか置いてない。ドライのほうが好きなんだけど。スイートはりんごジュース感覚になってしまっていかんのだよ。

 ひさびさに早く帰れたので、今日は早く寝よう。『日夏耿之介文集』を読んでいたら、なんだか後ろ向きさ加減が伝染ってきたよ。

 『日本絵日記』 バーナード・リーチ/柳宗悦 水尾比呂志 訳(講談社学術文庫)読了(8/5)。
 途中まで読んで放ってあったのが発掘されました。日記というかエッセイなので、途中からでも再開できるのがよいです。本文よりリーチのイラストがすごく良いんですが。


■ 2004.8.3    大増量

 仕事が……。洒落にならん。

 『永遠の歴史』 J.L.ボルヘス/土岐恒ニ 訳(ちくま学芸文庫)読了。
 何が書いてあるかさっぱり理解できませんでした。引用されている膨大な文献を読んでいないと、歯が立ちません。でも引用文献も全部読めるとは(その上理解できるとは)思えない。リベンジするとしたら老後だな。

 玉子にジャガイモとか玉葱とかトマトとかチーズとかをとにかくざくざく突っ込んで硬めに焼けばスペイン風オムレツだと勝手に決めつけているんですが、茄子としめじと玉葱と長葱とベーコンをざくざく突っ込んだのは何風って言えばいいんでしょう。見たまんま残り物掃討作戦。鶏ガラスープの素で味付けしたら意外といけましたよ。なんだか何でもアリになってきたな。






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