2009年9月〜10月の不定期日記 
不定期日記


■ 2009.10.27   ブログとコート

 少し前からうちの暴走列車(はてな)が第三者によって某ブログコミュニティに勝手に登録されていたことに気づいていたものの、まあ実害もないので放って置いていた。が、最近になってそのブログコミュニティからやたらとアクセスが増えたので、やっと腰を上げてコミュニティの管理会社に対応依頼した。翌日すぐに当該アカウントを停止してくれた。迅速な対応していただいてありがたい。おそらくブログの更新によるポイント目当てだろうとのことだったけど、こちらとしてはネット上の知人友人が混乱することのほうが心配。

 春秋用のコートを買った。今年二枚目。でもコート買うこと自体、おそらく3年ぶりくらい? 今着ているカーキというかオリーブというか国防色というかなハーフコートの袖口が擦れてきたことに気づいて、そろそろ新調せねばと思っていたのだ。気に入ったものは本当に擦り切れるまで着てしまうタイプ。そういえば冬物のロングコートも袖口がやばかったような気がしたな…。肩幅が広い上、中に結構着込むので、最近の細身のデザインのはことごとくアウト、なかなか着やすいのが見つけられないから、つい探しに行くのも億劫になるんだよな。

 一枚はうにくろの黒のミリタリーパーカ。もう私、うにくろがないと生きていけない身体だ。でもこれはかなり薄手。もうちょいしっかりしたのが欲しいなーと思いながら、今日高島屋をうろうろしてたら、発見。紺のフードつき、分厚い綿生地、裏地もしっかり縫ってあり、膝丈のハーフ、両手が突っ込めるくらい大きなポケット、ラグラン袖、というどんぴしゃ具合。ちょっと高かったけど、数年に一度の買い物だから即決。色違いのベージュがもうちょっとカーキよりの暗い色だったらベージュにしたんだけどな。しかしな。本能のままに買うと好きな色ばっかり買ってしまう悪い癖。これでうちには紺のコートが各種三着ある……。

 で、はたと今気づいたのだが、私、こないだ家族から貰った百貨店共通商品券持ってたよ。今頃思い出した。あーあ、カードで払っちゃったよ。


■ 2009.10.25   薬指

 って、使ってないようで使っている。今日も瓶詰めの蓋開けようと思ったら力を入れられなくて四苦八苦した。

 でも片手炊事生活も慣れてきて、今日やってみたら米も研げた。ということで〆鯖をメインに久しぶりに米の飯。ああ美味い! 感動的! 旧米がまだあと1回分くらい残っているけど、次々回から待ちに待った新米だ。

 一方で指を怪我する直前に栓を抜いたばかりだった白ワインの消費に苦慮している。日本酒だったら煮物にどぼどぼという手があるけど、白ワインじゃそうもいかない。肉の漬け込みなんかに使おうにも、今そんなに手の込んだ料理もできない。とりあえず鶏胸肉を漬け込んで明日蒸し鶏にでもしようかと思っているけど、この程度じゃ全然減らないな。結構美味しい白ワインなのに、ああ勿体ない。


■ 2009.10.19   負傷

 ついったーには習慣性がある。入り浸っていると日常生活侵食するな。

 というわけで半ついったー廃人から帰還。もう大分古いニュースになりましたが、三連休最終日の夜中に左手の薬指を包丁で切り、いろいろあって今日に至ります。後から振り返ると笑えるネタ満載だし自分でもちょっとない体験だったので、落ち着いたら備忘のためにもレポでも書こうと思ってますが、これまで怪我の話をしたリアル知人友人の反応を見るに、傷についてはあまり微に入り細を穿って書かないほうがいいかしら。カット版/ノーカット版とか面倒くさいんですが。レーティング要る?

 左手薬指が大袈裟な包帯ぐるぐる巻きで水に濡らせないというだけで、日常生活は普段通りなんですが、この濡らせないというのが意外と厄介。まず洗顔と風呂で一苦労。次に洗い物、特に食器・鍋があまり丁寧に洗えない。野菜を洗うのも難物。左手にビニール袋被せてやればいいんでしょうけど、水が染みたらと思うとあんまりゴシゴシもできず、結果、茹でるだけ、焼くだけみたいな料理ばかりになる。あとはそのまま食べられる果物や乳製品。油を使わないスープや味噌汁くらいはできる。というわけで、蒸かし芋、焼き茄子、枝豆、バナナ、林檎、蜜柑、牛乳、チーズ、ヨーグルト等々の食事が続き、かつ禁酒中(ドクターストップ)ということもあって、これまでにない腹具合の好調さ。抗生物質投与中にちょうど月一ノルマという二重苦のはずが、いつもより調子いいくらいだ。悪いことばかりじゃないね。

 衝撃さえ与えなければもう痛みはほとんどないのだが、今一番怖いのは朝の通勤ラッシュである。時差通勤なのでピークは越しているし、ぎゅうぎゅうで身動きもできないというほどひどい混雑状態ではないんだが、こちらがどんなに気をつけていても、皆結構当たってくる。遠慮会釈なく、実に無頓着に当たってくる。ちょっと鞄が当たっただけでも、こちらは箪笥の角に足の小指ぶつけたときのようにじっと声も出せずに痛みをやり過ごすことになる。前から思ってたけど、ハンデを負ってみると実感としてわかる。東京は身体的弱者に過酷な街だ。人が多すぎるのも一因とは思うけど。自分のこれまでの振る舞いも要反省。


■ 2009.10.11   達成感て

 朝起きて風呂に入り、ガス屋を待ち、ガス屋を待ち、ガス屋を待ち(結局50分遅刻しやがった)、メーター交換に立会い、生協の支払いをし、図書館で本を受け取り、有明に出撃したものの完全に出遅れて敗北を喫し、勢いで本屋で全く想定外の買い物をし、傷心を抱えて地元駅に戻ったら絶賛祭り中の大混雑だったので気が遠くなりかけたもののお酒の匂いにつられて白ワインとキッシュを買い食いし、当初予定の換気扇フィルターとこたつ敷きを買い、ついでに風呂敷とストールと化粧用ブラシという全く想定外の買い物をし、帰宅して今に至る。

 や、まあこなしたアクションの数からは充実した休日と言えるはずなのだが、このもやもやした気持ちはなんだろう。ガス屋……(呪いの念)


■ 2009.10.10   衣替え

 飲み会明けでだるかったけど7時前に目が醒めてしまい、そのまま一日たらたらと家事してました。部屋掃除して洗濯して衣替えして、扇風機を撤去して、ちょっとだけ模様替えもした。というか要らないものを捨ててスペースを作って、床に平積み状態の本を収納した。ああ久しぶりに見る床面積。この部屋こんなに広かったのねー(っていつも言ってる) ついでにBOSEのスピーカーを机の近くに移動させたかったんだけど、日が暮れてきたので今日は断念。

 サンダルも仕舞って玄関もすっきりした。気づいたら白サンダルが4つもあった。アホすぎる。


■ 2009.10.4   物欲の秋

 今年は何故かあまり食欲に向かっていない。というのは我ながらどっかおかしいんじゃないかと思ったりもするが。

 それはさておき、来年の手帳を買いました。毎年手帳は買うんだけど、その他にここ数年、覚書き程度の日記をつける習慣がついて、試行錯誤中だったのだ。元はといえば家族との電話の記録とか(あまりに話が二転三転して自分でもわからなくなるため)、体調や食事の記録とか(無理がきかなくなってきたことを実感したため)を思いついたときに適当なノートにつけてたんだけど、これが習慣化して日付を書くのが面倒になってきたので、今年はダイヤリーを買ったんでした。Moleskineのポケットダイヤリー。

 そうしたら、これまでずっと使っていた週間見開きのスケジュール帳に閑古鳥が鳴くようになった。個人的なスケジュールは大方メールやウェブページを見れば事足りるようになったのが主因。それでもスケジュール帳を手放さなかったのは、ちょっとしたカードホルダーとして重宝してたからだ。比較的小さなものでなくしたら困るもの、図書館のカードとか友達の名刺とか(職種が変わって名刺入れは持ち歩かなくなった)列車のチケットとか。そういうものを咄嗟に挟んでおくのに便利だったんだな。

 で、今年はどうしようかと思案してた。フルスペックのスケジュール帳は持て余すけど、ポータブルの何らかの手帳は紙挟み代わりに欲しい。1年ダイヤリーだけで良いかと言えば、頻度は低いけどスケジュールを書き込むこともあるので、一覧性のあるスケジュール帳が皆無というのもちょっと不安。というので、即断即決、別名衝動買い体質の私としては珍しく、ここ一ヶ月くらい手帳売り場をうろうろして、やっと解決した。

 すなわち、Moleskineのポケットダイヤリー+Handy Pick(小型の週間見開きスケジュール帳)+トラベラーズノートパスポートサイズ用ジッパーポケット。Moleskineに輪ゴムでHandy Pickとジッパーポケットを装着。ちょっと膨れて不恰好だが、一応は一冊にまとまる。二冊持ち歩くのは嫌だったからすっきりした。とりあえず来年はこれでやってみる。うまくいくようなら、今後このスタイルだな。


■ 2009.9.30   金針菜

 ところで我が家族のKYっぷりは常々ここで暴露している通りなんだが、今回の帰省でも、その足で旅行に出掛けると言っているのに大量のお土産を用意しており、とてもじゃないけど持ち歩けないので宅急便で家に別送した。小なりと言えどダンボール箱1個分……。

 その中に金針菜という、ぜんまいのような芋の蔓のような乾物があって、思わず「芋の蔓……」とまんま呟いた私に、母は、この馬鹿ものこれは今話題の栄養素たっぷりの健康食材なのである有難くいただけとのたまい、はいはいと話半分以下に聞き流していたんだが、帰ってググってみると……いやほんとに結構な数ヒットしますね。すいません私が間違ってました。カンゾウというユリ科の植物の花の部分を乾燥させたものとな。

 でもまあ要するにぜんまいみたいな乾物なので、水で戻してとりあえず切り昆布と大豆の煮物に入れてみた。取り立てて美味しいものでもないけど、不味くて食べられないというものでもない。でも実はこういう中途半端な食材が、いつまでたっても減らない典型的な食材なんだよね。美味しければ一気食いするし、不味ければどうにかして処分しようとするけど、こういう可もなく不可もなくっていうのは一番忘れられやすいんだな。とりあえず次はスープにでも入れてみるか。


■ 2009.9.27   帰りました

 19日朝に出発して、25日夜に帰宅。都合7日間。こんなに家を空けたこと近年初めてじゃないだろうか。結論から言うと、年に一回程度、このくらいの放浪生活はすべきじゃないかと思いました。国内でも国外でもどっちでもいい。仕事しない、掃除しない、料理しない、ネットしない。テレビもどのホテルにも当然備え付けてあったけど、結局一度も見なかった。新聞くらいは斜め読みしたけど、他に世間のニュースソースに繋がるものは何も見ない。(特に見たいとも思わない) 結果として夜更しもしなかった。一日中歩き回っているか本読んで時間待ちしているかでしっかり疲れていて、夜になると自動的に眠くなるし、テレビもネットも見ないからすることないので、即寝る。そうすると朝目覚ましをつけてなくても、判で押したように7時前くらいに目が醒める。腹は当然減っていて朝食が美味い。これなんて健康的生活。非生産的だが、精神保養と健康には最高ですよ。

 あちこち行きましたが、その記録ははてなのほうに写真と一緒に上げました(9/19〜25の記事)。

 他に特筆すべきことと言えば、最初に立ち寄った実家の廃屋っぷりにさらに磨きが掛かっていたことでしょうか。もうアッシャー家と呼び習わされている我が家だが、今回、妹その2と二人で同時に帰省し、いつも寝室に使っている三階を寝られる状態にしようと上がってみたらば……いやはや、どうしてベッドの上に枯葉が散っていたりしますかね。どうやら父が家の外壁を覆い尽くそうとするアイビーの伐採を三階の窓からしたらしく、そのときのものだろうと言ってましたが……とりあえず掃除機とクイックルワイパーとウェットティッシュを総動員し、要らないものを捨てまくって(どうしてうちの家族は使いもしないものをこうも溜め込むのだろうか…って、程度の差こそあれ私もその気があるのは確かだ。人のものだと気持ちよく捨てられるなあ)大掃除敢行。できれば布団も全部干したかったが時間的に無理だった。お礼のつもりなのか、今日になって父から実家ストックの酒が二本送られてきた。

 ところで旅行初日にこの実家大掃除で埃だらけになり、翌々日、ぱりっと快晴の京都二条城で砂埃が舞う玉砂利を歩き回ったもので、旅行中に遊んでくださった方々には若干薄汚れたなりでお会いすることになり、申し訳ありませんでした。ジーンズは穿いていった一本で一週間凌げると思ったんだけど、よもやあんな過酷な行程を経るとは私も思わなんだ。

 でもって、帰ってきたら覿面に体調を崩し、今日は一日家でだらだらと荷物整理しながらぐずぐずしてました。ああ明日から社会復帰できるだろうか。


■ 2009.9.18   はー

 ようやく目処がついた。準備と言っても荷造りではなく、一週間不在にする家のほうの手当てが山積みで。ゴミ出したり生協の宅配箱出したり植木鉢の場所替えしたり冷蔵庫の中の傷みそうなものを加工したり......etc あとこの忙しいときにプリンタのインクカートリッジが切れやがった。仕方ないので、プリントアウトしようと思っていた休み中に行く場所の地図やら宿の予約情報やらを全部携帯に転送したり。宿題も何とか終わった。

 それにしても高々一週間なのに、荷物多いなあ。小型のキャスター付スーツケースとリュックとお土産その他の紙袋が一つ。昔卒業旅行に三週間ヨーロッパをふらふらしたときにも同じ大きさのスーツケースとバックパックだったことを考えると、えらく身重だ。友人の結婚披露パーティーという予定が入ってて、そのための服と靴が嵩張っているのと、あと洗面用具が増えたんだな。石鹸で顔と身体洗ってそのままでOKだった時代が懐かしひ……。

 それでは、明日から一週間旅に出ます。前半は実家と親戚宅歴訪の家庭内公務中心、後半は正真正銘私の休暇で、お友達と会って、鳥取に行ってきます。山陰本線は約10年振りだ。


■ 2009.9.15   今日も今日とて

 部内ミーティングをすっぽかした上、呼び出しの内線電話に明後日なリアクションをかますというブリリアントな駄目っぷりを晒し、もうノルマ仕事とか極力しないほうがいい状態なんですが、でもこれだけは済ませなければならない宿題を粛々と進めております(洒落ではない)。数年越しの宿題です。駄目もここに極まれり。リミットは木曜。もっと早くから手をつければいいのに…。ただでさえ週末から約一週間の旅行の準備が山積みなのに(だからもっと早くから手をつければいいのに…)

 とりあえず自分が全く信用できないので、出発までにやらなきゃいけないことをリストアップした。

 ……あまりの多さに絶望した。


■ 2009.9.14   不注意が止まらない

 きちんとまとめて玄関にまで出してあったのに、生協の宅配箱を外に出しておくのを忘れた。そして会社についてから、今日だと思い込んでいたお客さんとの会議が再来週に変更になったことを思い出した。

 本気でやばいっぽいので、ちょっと静養します。いや別に休暇取ったりするわけじゃないから、普段通りの生活なんだけど、気持ち的にそういうことにしておくとおかないじゃちょっとは違うのだ。


■ 2009.9.13   注意力

 が目に見えて落ちてます。窓開けっ放し、電気点けっぱなしで出掛ける、定期を忘れる、書類の受け渡しに行って肝心の書類を忘れる。単に仕事が忙しいだけじゃこうはならない。対人ストレスが影響しているのだと最近になってわかりました。なんか無意識にものすごいシミュレーションしているらしく、CPU占有状態になるらしい。

 土曜日はその書類受け渡し。いやあ取りに戻ったさ。極力さっさと終わらせたい仕事に自ら時間ロスしたよ。家族のための保証人証明書類。日本が親族社会である以上、こういうことは相手の好き嫌いに関わらない義務だと思うことにした。精神衛生上ね。各種社会保険や年金を税金だと思って納めるのと気分的に一緒。しかし不動産契約とかでも思うけど、親族の保証人ってこれから先、見つけるのが困難な人がどんどん増えると思うんだけど(歳を取れば取るほど、そして少子化が進めば進むほど)、どうするのかね。

 その後渋谷に出て靴屋さんに寄り、ちょうどいい時間になったので映画へ。映画の前に時間を潰そうと入った珈琲店で急に甘いものが食べたくなって、洋梨のタルトを注文した。私が自分で自分のためにケーキを買って食べることって、年に数回あるかないかってとこです。昔より甘いものが好きになったとは思うけど。

 日曜は練習。自分も遅刻した身で言うのもなんだが……集まり悪いなあ。管楽器も代吹きばっかり。


■ 2009.9.7   微ブーム

 オケで微妙に流行っていること。それはオリジナルTシャツ作り。美術大学出身の団員が各種デザインして受注生産してくれているのだ。そのときやっている曲の作曲家のポートレイトがメイン。今回だとシベリウスだからシベTである。私は前々回の演奏会のときにタコTを作りそこなったので、今回遅まきながら作ってもらいました。色は勿論赤。先週の練習で受け取って、期待通りの赤さに大満足である。やっぱショスタコーヴィチは赤じゃないとね。問題はどこにこれを着ていくかだが。


■ 2009.9.6   インフルと管楽器

 昨日久しぶりに楽器屋さんにリードを買いに行ったら、これまではいくつかの人気の銘柄を除いて、売り場の棚に試奏できるリードが置いてあって自由に選べるようになっていたのが、いきなり棚が空になっていた。なんでもインフル対策のためにお店側で一括管理することにしたとのこと。つまり、客はこれとこれを試奏させてくださいと銘柄を言って借り出し、試奏が終わったらそのまま返して、お店側で消毒・洗浄する、と。これまでは自由にリードを試奏室に持っていって試し吹きしていいけど、終わったらそこに置いてある消毒液と洗浄液で消毒・洗浄して返してね、という客の自発性に依存したゆるいシステムだったんだけど、さすがに危ないということらしい。

 この件で改めて思ったけど、管楽器の人間て、このテの衛生観念かなりゆるいよな、と。しかもこういうことで初めて気づくくらいに、そのことに自覚がない。奏者同士で「ちょっとそれ吹かせてよ」なんて日常的だし、先生に習いに行ったら、先生が生徒の楽器で吹いてみせるとか、手持ちのリードをあげるとかは普通である。特にリード楽器、さらに言えばダブルリードの人間が一番無頓着かもしれない。なにせリードの調整は吹いてみなければできないのだ。楽器店に置いてある売り物の完成リードも大抵の場合、試し吹きOK(箱売りのシングルリードに比べて遥かに高額の上、個人・楽器による当たり外れが大きすぎるので)だから、誰が吹いたものかわからないし、そもそも良心的な製作者だったら必ず吹いて鳴るかどうか確認しているはずだ。コップの回し飲みができない人は、管楽器はできないんですな。

 まあ完全にマウス・ツー・マウスだからお店側の措置は仕方ないと思うけど、リードの新規開拓とかしにくくなって面倒くさいなあ(外観見て選べないし)。それにしても、土曜のお昼ごろっていつもはかなり混んでいるんだけど、今回はガラガラだったのはこういう事情のせいだったのかな。


■ 2009.9.3   パスポート

 受け取りました。これでいつでも国外逃亡できる。

 しかしなあ……ICパスポート、なんかいやだ。冊子の真ん中に厚紙みたいなのが挟まってて、鬱陶しいことこの上ない。以前みたいにスボンの尻ポケットに突っ込んだりできないのだ(むしろやらないほうがいいか。いや尻ポケット、薄いものなら意外と安全なんですよねえ……お札とかもよく入れてた)。でもIC入ってるってことは、読み取りさえできれば(まあ簡単にできるだろ)、記載事項以外の個人情報もダダ漏れなわけですよ。たとえ偽造が簡単でも、紙っぴらのほうが本人の情報は守られる気がする。ついでに文句を言うと、10年パスの色もくすんだ赤でダサいことこの上ない。昔の5年パスの濃紺のほうがかっこいいよ。