2004年10月の不定期日記 戻る 
不定期日記

■ 2004.10.31    食料事情

 最近朝食がパンになったので、ジャムの減りが早い。最初は減らないだろうと思っていた激甘ラズベリージャムも何だかんだで慣れてぺろっとなくなったので、今度はアヨハタのパッションフルーツ&アンズジャムを開けてみた。季節限定って書いてあるけど、この季節ってどう考えても夏だよねえ。

 『狂骨の夢』 京極夏彦(講談社)読了。
 読んだことないと思って新書を古本で買ってしまったけど、読んだことありました。伊佐間さんが出てくる巻でしたね。多分、学生時代に友達から借りて同じ新書版で読んでます。しかも家には、おそらく前に同じように読んでないと思い込んで買ったとおぼしき講談社文庫版があった……。アホ過ぎます。こういうことがあるから読書記録と出納記録が必要なんだよな。


■ 2004.10.30    オールナイト

 で飲んでました。寄る年波には勝てませんね。よれよれです。しかも早速吹き出物が。わかりやす過ぎ。

 弱りきっているので、卵とちりめんじゃこのおかゆ。今年初土鍋。


■ 2004.10.27    前世紀の遺物

 と呼ばれそうな私の携帯でしたが、ついにバッテリーがいかれたので機種変更しました。新しくカメラがつきました。動画もいけるようです(ようです、って…)。システムが大分変わっていて(というより、今までのがかなり古かったので)、さっぱり操作がおぼつかないのですが、メール送受信の確認をして、マナーモード設定にだけはすることができたので一安心。私は常時マナーモードで着メロを使ったことがない。電子音が鳴るのが嫌いなので、PCも徹底的にミュート設定なくらい。あとカメラも設定をいじってる間に間違ってシャッターを切ってしまったので、とりあえずどこを押せば撮影されるかはわかった。これだけわかればいいや。……と言って今回も取説を読まない模様。(前回も結局1ページも読まずに終わった)

 こういうユーザも多いと思うので、あんまり高機能な機種のラインナップばかりいらないと思いますよ、モバイル各社様。


■ 2004.10.26    地下休暇

 お休みが取れたので、ちょっと地下30メートルまで。
 というわけで八潮共同溝工事現場見学会に行ってきました。例のアレです。東京ジオサイトプロジェクト。ジオサイトプロジェクト自体は終了後に知って地団駄を踏んだのですが、まだぽつぽつと施工中の地下工事現場見学会をやってくれるようで、でっかい機械好きとしてはこれは外せないでしょう。地下を掘り進むシールドマシンを見られる機会なんて滅多にない! と鼻息荒く雨の中出かけ、……いつものパターンでカメラを忘れました。私の馬鹿! いやでも直径5メートルのシールドマシンは目に焼き付けたから大丈夫。地下約30メートルの立坑のマシンが設置してあるところまで降りて、実際に動くところを見せてもらいました。でかい。深い。立坑の中は全部鉄骨で足場が組んであって、掘削工事自体はシールドマシンも含めてほとんど自動制御らしいけど、きっとこういうところは現代にあっても職人さんの手作業なんでしょう。動くシールドマシンは意外と静かで驚きました。こういうのってわくわくしますね。別に機械に詳しいわけでもなんでもないけど、でかい機械や構造物を見るのは面白い。メカ好きじゃなくても、例えばナショナル・ジオグラフィックとか、SFとか、宮崎駿とかいう属性がある人には楽しめると思います。雨のせいか見学者も少なくてゆっくり見学できました。案内してくれたスタッフさんも皆とても丁寧で説明もわかりやすく、阿呆な質問にも快く答えてくれました。どこの業界もそうだけど、やっぱり現場の人って感じいいよなあと思います。それにしても日比谷のイベントを知っていたら、どんな手段を使っても見にいったのに。大変に遺憾であります。虎ノ門にしても、前職の仕事でしょっちゅう行ってて、共同溝工事をしているのも知っていたのに。またどっかでやってくれないかな。貫通したときとか。共同溝ウォーキングラリーとか。マジで企画しませんか、東京国道事務所さん。

 手羽元が余ったので、人参と玉葱とガーリックエールと一緒にトマト煮。昨日の夜にさっと煮て、今日暖めなおして食べたら、鶏肉がとろとろに柔らかくなっていてめちゃ美味かった。我ながら会心の出来。塩と、隠し味に醤油スプーン1杯だけの味つけなのが良かったようです。シンプル・イズ・ザ・ベスト。


■ 2004.10.25    ちょっとショック

 最近、化粧水がしみて痛くてたまらんので、買ったお店のお姉さんに相談してみたら、クリームを薦められた上、一言「洗顔料を変えてください」と仰せになった。そういえば確かに化粧水を変えたのと同時に洗顔石鹸も切れて別のに変えたんだった。お姉さんの仰るとおりでした。石鹸を変えただけで大分まし。朝夕でこれだけましになっているから、きっと数日で完全回復なるに違いない。いやはや、もはや若くないことを痛感しましたよ。スーパーの特価で買った洗顔料では肌が負けてしまうのですね。しかも乳液でなくクリームを薦められるとは。歳だぜ。

 というわけで、ちょっと弱気になってチョコラBBを買って帰った。薬局ではじめて知ったんだけど、チョコラCCって高いんですね。友人に熱烈リコメンドされたけど、あの値段ならCDが2枚買えるよ。私はCD買おうっと。

 新潟の地震。こういうことにはあまり言及しないでおこうと思っているんだけど。あるWeb日記で「過疎なんだから土砂崩れが起きるようなところに住まなきゃいいのに」という意見を目にしてびっくりした。それではあなたはとっとと地球を離れたらいかがですか。絶対に安全な場所なんてどこにもないと思うけど。「パンがないならお菓子を食べればいいじゃないの」と同レベルの発言だと思う。言っておくけど、東京は他人事じゃないですよ。目の色を変えているのは何年も前から東海地震が想定されている東海地方だけど、もし本当に起きたらパニクるのは静岡じゃなくて間違いなく東京です。住民の心構えからしてね。巡回サイトが一つ減って残念。


■ 2004.10.24    果報は寝て待て

 なんとなく出不精になって家でごろごろしていたら、前々から発送待ちになっていたAmazonの注文が3つもいっぺんに届いた。素朴な疑問なんだけど、和書で発送まで2週間って、いったいどういう流通状態なんだろう。まさか増刷を待っているとか? 洋書ならわかるけど。何にせよ、家でごろごろしているところに本がやってくるというのは嬉しいもんです。

 手羽元があり、かつコーラがあったので、前々から気になっていたコーラ・チキンをやってみた。コーラと醤油で鶏を煮込むという、ジャンクなんだかそうじゃないんだかわからない料理です。最初に、大蒜と生姜をたっぷり刻んだのと一緒に、酒に漬け込んだ手羽元を表面が焼けるまで炒め、おもむろにコーラと醤油投入。大体、コーラ:醤油=6:1くらいだったと思うけど、きちんと計量していないのでよくわからない。そのまま30分ほど煮込んでできあがり。生姜と大蒜のせいか思ったほどコーラっぽい味はしなくて、甘辛い醤油煮(でも微妙に醤油だけの味じゃない)って感じです。わりと美味しかったので、あとからゆで卵を足して醤油玉子も作ってみた。けどこれのためにわざわざコーラを買うことはないだろうから、まあ材料がそろったら、の料理ですね。


■ 2004.10.23    備え……

 家でパジャマでぼーっとしていたら地震が来て、慌てて服に着替えました。そしてその後、もし避難しないといけない場合は何を持っていけばいいか(というか、持って逃げなきゃいけないものがどこにあるか)、15分くらい考え込んでしまった。だめじゃん。

 昨日のアンチョビがまだもたれている感じなので、朝は市販のスコーンとヨーグルト。例の激甘ラズベリージャムはヨーグルトに入れると美味しいということを発見。昼は残り物掃討作戦を兼ねてごった煮スープ。じゃがいもと玉葱とキャベツとぶなしめじとベーコンとガーリックエール。ちょっと物足りなくて後からマカロニ追加。これでキャベツとぶなしめじ完食なり。今年は野菜が高い。葉っぱものに手が出ないよ。買ったものは無駄にしないように、かなり頑張ってやりくりしとります。

 アメリカのビール『ミラー』はスーパードライを辛くなくしたような感じだ。まずくはないけど、そんなに好きでもないな。ハーゲンダッツの『カスタードプディング』は、まんまプリンの味します。おいしいけど、絶対に不健康な味だ。


■ 2004.10.22    はじめに言葉ありき

 ふと思ったけど、叙述トリックなんてテクニックを駆使するだけに、推理作家やミステリ作家のほうが、日本語には気を遣っているような気がする。一般に酷い(のが生息している)のはエンタテイメント作家と純文学系作家。ほぼ毎日仕事で壊れた日本語を見ているので、金出して買った本でまで見たくないよなあ。ちなみに私が「壊れた」って言っているのは、ナントカ審議会のおじさんだとかが憂えるような日本語の乱れとかじゃなくて、何が言いたいのかよくわからん日本語のこと。

 それで思い出した。ネイティブによる大阪弁講座。「行けへん」と「行かれへん」の意味は違う。「行けへん」=「行かない」(意思)であって、「行かれへん」=「行くことができない」(不可能)である、と。ちなみに「来ない」にも3バージョンあって、「けえへん」(大阪)、「きいひん」(京都)、「こおへん」(神戸)だそうだ。私がヒアリングした限りでは、和歌山も「きいひん」って言うような。でも「きやへん」とか「きやん」のほうが多いかな。大学のときだから5年以上前の話です。口語はかなり揺れるから、今は変わってるかも。どうでしょう、ネイティブの方。

 アンチョビの似非ペペロンチーノ。アンチョビとオリーブと大蒜と大蒜の芽とぶなしめじとキャベツ。塩気があるものばかりなので、味つけはちょっと塩を振るだけ。アンチョビ以外は美味しかったです。つまりは失敗でした。アンチョビがすべてを台無しにしている。きっと私は北欧では生きていけないな。大量に振りかけた乾燥パセリは、見た目、食感ともにまるっきり青海苔……。

 オリオンビールで口直し中。しかしアンチョビの味が強烈すぎてさっぱり味がわからない。おそるべしアンチョビ。


■ 2004.10.21    Tempest

 明けて翌朝。家の玄関の前に、隣の中華料理屋の看板が転がってました。くわばらくわばら。

 無性にやきそばが食べたくなって、帰りに豚コマとそば玉を買って晩御飯にしました。あの粉末ソースのジャンクな味が妙に好きでして。すかさずキムチを入れて台所棚卸し作戦ミッション4。あと大蒜と大蒜の芽とぶなしめじとキャベツ。ビールが飲みたくなったけど買い置きがなかった。くう。

 『らんぼう』 大沢在昌(新潮文庫) 読了。
 大沢在昌を読んだのは実はこれがはじめてなんだけど、もしかしてコレを最初に読んだのは間違いだったのかもしれない。ゴミ箱に叩き込みそうになった。なんだこの日本語。あまりにも細切れで、しかも主語をはぶきまくりで、せっかく楽しもうと思っていた乱闘シーンも、登場人物が3人以上になると、もはや誰が何をしているのかわからなくなるときがある。しかも話もあんまり面白くない。クラッシャーな小説読んでスカっとしようと思ってたら、余計にフラストレーションが溜まってしまった。確かにテイストは表紙絵を書いている西原理恵子風なんだけど、西原は絵だから良いんだよ。漫画のフキダシをそのまんま小説に持ち込んだって面白いわけがない。他の作品もこんなんだったらどうしよう。(って読まなきゃいいんだけど) ひょっとしてぶっ壊れているので話題になった『リアル鬼ごっこ』とかも、こんな感じなの?


■ 2004.10.19    口は真実を語る

 10/9にあんなこと書いたら、本当に来ちゃいましたよトカゲ。気象庁曰く、「超大型」で「強い」そうです。うへえ。下手なこと言うもんじゃないですね。

 久々に仕事が早く終わったので『ヴァン・ヘルシング』観てきました。シンプルなアクション映画として楽しんできましたが、人間が平気で何十メートルも吹っ飛ばされるシーンの連続で大丈夫かと思いました。現実だったら一撃で瀕死の重傷を負ってそうだ。ディヴィッド・ウェンハムが生臭坊主役で出てたのが儲けもの。この人、コメディもいけそうですねえ。一度でいいから、これまでのキャラが木っ端微塵に壊れるくらいのヨゴレやってくれないかな。

 『悪魔物語・運命の卵』 ブルガーゴフ/水野忠夫 訳(岩波文庫) 読了。
 シュール。『運命の卵』なんて、めちゃくちゃ映画化し甲斐があるんじゃないだろうか。最高に荒唐無稽で馬鹿げていて寒々しいパニック映画ができそう。こういうテイスト、東欧の映画監督は得意そうだし。


■ 2004.10.18    温泉

 に行きたいなあ。鄙びた温泉しかないような田舎の、増改築しまくって迷路みたいな古びた温泉旅館で上膳据膳でごろごろしたい。

 というわけで、『樒/榁』 殊能将之(講談社) 読了。
 本筋とは関係ないけど、ちょこっとネタバレ。

 殊能さんは作中の登場人物の名前を何かのもじりにしていることがあるんだけど、今回はばっちり全部わかりました。決め手は愛宕豊彦。愛宕さんとか豊彦さんとか言うともうそのまんまですもんね。書き下ろしってことで、今回はわかりやすく大サービスですか?(笑)


■ 2004.10.17    噂の

 柚子胡椒を買ってみた。九州地方の特産らしいけど、地下街の四国物産展で見つけたので、私が買ったのは愛媛県産。きっと柚子の産地と重なるんでしょう。昨日の似非筑前煮にちょっとつけてみたら、めちゃめちゃ美味い! 柚子風味のピリ辛なんだけど、結構塩気が強いのがポイント。まさに癖になる味。辛子の味があまり好きじゃない私にはぴったりです。おでんとか湯豆腐にも合いそう。

 『鏡の中は日曜日』 殊能将之(講談社)読了。
 作者自ら、『ケルベロス第五の首』に影響を受けていると言っているんですが、似たような道具立てを使ってこれだけ印象が違うのは作者の個性でしょうね。殊能さんはツッコミ気質だと思われる。こういう人は純文学やファンタジー、ロマンスには向かない。藤寺先生のキャラが良いです。個人的に鶴仙人と命名。アルツハイマーの描写に慄きました。誰にでも発生しうる病気で、おそらく本人には全く自覚症状がないまま進行していくところが恐ろしい。今から遺書でも書いておこうかと思ってしまった。


■ 2004.10.16    冬時間

 宅急便に叩き起こされて9時頃起きたにも関わらず、その後二度寝して結局動き始めたのは午後から。

 台所棚卸し作戦ミッション3。キムチ。豚キムチにする予定だったのが、ピーマンとか大蒜の芽とかキャベツとか入れまくったら、ほとんどキムチ風野菜炒めになった。容器の蓋に、賞味期限から45日〜15日前くらいが食べごろ、賞味期限に向かって熟成って書いてある。例によって賞味期限はとうに過ぎ去っているんだけど、この場合、熟成を通り越して発酵なんてことはないよね…? まあ、あと二三回使えばなくなるであろう。

 筍抜き筑前煮(って筑前煮って言うのか)。人参1本、牛蒡1本、蒟蒻半パック、油揚1枚、水炊き用鶏肉適量。この油揚は厚めで身がふわふわ、煮物とか味噌汁に入れるととても美味しいんだけど、でかい2枚入りパックなので、一旦開封するとかなりプレッシャー。というわけで、残っている食材から、明日は必然的に豚汁に確定。

 最近、明らかに男性をターゲットにした逆援助交際系スパムメールがやたらと来るんですけど、そんなもん女の私に送ってどうするよ。25歳の人妻に言い寄られても嬉しくも何ともない。32歳独身男性、身長170センチ以上、浅野忠信か金城武か大西滝次郎似なら考えてみないこともないけどさ。(って言ってみただけ(笑) どっちにしろフィルタでゴミ箱直行です) それにしても男性諸君はこんなのに引っ掛かるのかねえ。


■ 2004.10.15    買い食い三昧

 はー、どうも要領が悪くて駄目だな。残業常連になりつつある。でも土日出勤は断固として拒否する週休二日主義者。できるものならシエスタ主義も主張したい。

 サッポロのオーガニック100でなごんでます。(ビールでなごむな) サッポロのチルドビールシリーズの豊潤だけ見つからないんですけど、どっかに売ってますかね。まろやか酵母は普通だったけど、ラテ・スタウトはまあまあでしたよ。ビン詰めビールはそれだけで缶より美味い気がする。

 近所の西友には輸入菓子の小さなコーナーがあって、売り場面積は小さいけど商品がちょこちょこ入れ替わるので、たまにチェックしている。コートドールのチョコとかあるし。(でも私はこれ1人で完食できない。前の職場にはゲロ甘党がいたので良かったけど、今は周りにいないんだよな) 初めて見かけたロータス・オリジナル・カラメルビスケットを買ってみた。シナモンが効いてて美味いです。舶来物のわりにあっさりした味。1枚1枚個別包装なので職場にストックできるのも良いです。これもベルギー製だって。ベルギーコーナー?


■ 2004.10.14    オール

 昔から好きだった東ハトのオールレーズンはパッケージが変わってから買ってなかったんだけど、ちょっと前に職場のおやつ用に買って、往年のしっとり風味が復活しているのを発見して嬉しくなった。一時期、妙にパサパサになったことがあってしばらく敬遠してたんですよね。で、気をよくして、オールアズキも買ってみたんだけど、これがまためちゃウマ。アズキのほうが歯ごたえがあるんだけど、ほんのりチョコ風味でもうツボを突いてくれるよ。腹持ちもよくて夕方ごろのおやつに最適です。

 ボンヌママンのラズベリージャムはかなり強烈に甘い。アヨハタの後ではちょっとキビしいなこの甘さ。毎朝は無理だ。(どうしよう、これきっと減らない) 舶来物は気をつけねば。

 台所棚卸し作戦ミッション2。AHMEDのEnglish Afternoonは順調に消費中。咽喉が弱いので朝晩とうがいがわりに紅茶飲んでます。蕎麦茶は殺菌効果薄そうだしな。丸い紙パックなんですけど、普段使っているマグ1.5杯分くらいの小型ポットにちょうどいい量です。安物のせいかポットに入れたまましばらく放ってもあまり渋くならないのが良いです。(紅茶フリークが聞いたら怒りそうな邪道…)

 最近こんなに食べてばっかりなのに、どうやら体重は減ったらしく服がことごとくゆるい。おやつ以外の外食が減ったからだな。お金もかからなくて一石二鳥。でもそのわりに手許不如意だなと思ったら、その分本屋で散財してた。あーあ。


■ 2004.10.13    みかん星人

 今年初みかん。お昼用に2個も職場に持ってって完食してしまった。あとアヨハタの白桃スーパーフルーティー35。あっさりしててめちゃ美味いです。1人で1ヶ月も経たないうちに完食。砂糖・保存料なしのジャムなので、毎朝パンに塗って集中消費してたんだけど、毎朝食べても飽きないところが素晴らしい。今度はブルーベリーでも買ってみよう。と思ったらストックのラズベリージャムがあった。

 台所棚卸し作戦ミッション1。バジルチキンの素。ということで、晩御飯はバジルチキンソテーです。鶏もも肉に酒を振ってバジルチキンの素をまぶしてちょっと置く。付け合せの人参と大蒜の芽にもまぶして、フライパンに入れて約10分くらいソテー。表面に焼き色がついたらすぐに蓋をして弱火でじっくり火を通したせいか、鶏肉はジューシーに仕上がって満足であります。しかしこのバジルチキンの素、かなり辛いから要注意だ。指定量の半分以下しか使ってないのに、かなりしっかり味がついている。あ、万が一ここのページのいい加減レシピを参考にしてる方がおられたら、私の味付けは他人から「味がしない」と言われるくらい薄いらしいことにご注意ください。だから調味料が減らないのか。

 ドーピング用のポポンSも切れた。チョコラCCでも買うか。


■ 2004.10.12    微妙に

 治りかけっていう状態はすぐにぶり返すからやだなあ。夕方くらいに偏頭痛がしてきたので早々に帰宅。

 晩御飯はごった煮スープ。キャベツと乾燥オニオンチップ、ガーリックエール、ベーコン、木綿豆腐、水菜をこの順にぶち込む。味付けは鶏ガラスープの素と塩胡椒、ヌックナム、醤油。適当にアドリブで入れたので何をどれくらい入れたか自分でもさっぱりわかりません。最後に卵を一つ割り入れて半熟にして、お皿で崩しながら食べました。美味い。鶏ガラスープとベーコンが健闘してくれたので得体の知れない味にはなりませんでした。これでやっと水菜を完食。やっぱり葉っぱものは持て余すなー。と言いつつキャベツを買い込んでいる辺りが懲りない。スープがちょっと残っているので明日の朝食にしよう。

 乾燥スパイスが減らない〜 オニオンチップとガーリックエール、パセリの3点セットで貰ったんですが。3年前くらいに……。ことあるごとにバサバサ振りかけるようにしてるけど、先は長いよ。特にパセリ。ちなみにもう賞味期限はなかったことにしてます。うちはみりんと酒とぽん酢の回転は早いんですが、それ以外の調味料がつくづく減らない家だ。


■ 2004.10.11    粛々と

 養生しておりました。

 『日蝕』 平野啓一郎(新潮文庫)読了。
 動機は全く不純で、例の佐藤亜紀『鏡の影』と比べてどうなの、という下世話な興味。結論はこちら。結局わかったのは『日蝕』と『鏡の影』のどちらが良いかという単純な比較の問題だけじゃなくて、平野啓一郎と佐藤亜紀とでは作風が全く違うということ。『鏡の影』は世界を一変させる秘蹟をめぐるスリリングな冒険物だけど、『日蝕』は文体と雰囲気を楽しむお耽美物だ。どっちが好きかと言われれば勿論『鏡の影』です。だって断然面白いもん。

 それにしても芥川賞選考委員って普段何読んでるんだろうなあ。いや嫌味でも何でもなく。最近の芥川賞のラインナップってあまりに私の趣味と合わないもので、もう摩訶不思議ワールド。それこそ世界の別の層って感じなんですけど。


■ 2004.10.10    出歩き損

 台風は去ったが相変わらず天気が悪い。そしてなんだか水っ鼻が出ると思ったら寒気がしてきてどうやら風邪らしい。と外出してから気づいた。

 というわけで『兵馬俑展』はとっとと切り上げて、楽器屋さんで用事済ませて早々に帰宅。上野の森美術館の『兵馬俑展』はちょっと期待外れでした。思っていたより展示品が少ない。実物大の将軍俑が観られたのは良かったけど。あと兵馬俑の皆さんのファッションチェックは笑った。良い学芸員さんがいるようで何より(笑) それからいつも思うんだけど、参加することに意義がある式の展覧会荒しおじさん並びにおばさんと、何しに来たのかわからないカップルは、どっか他の行楽地に行って欲しいと切実に願う次第。

 帰ってきて加湿と暖房を兼ねて大福豆を下煮してます。婆さんみたいな生活だな。そのうち正月の黒豆も自分で煮るようになりそうだ。

 乾燥豆からの大福豆の下煮は、ちょっと煮過ぎて失敗。1.5〜2時間ってパックに書いてあったから1.5時間煮てみたけど、かなりぐずぐずになる。どうせ後から料理で煮込むんだから、下煮は短めで良いかも。初挑戦だからまあ仕方ないと思うか。3分の1と煮汁は鶏大根に転用、3分の1はサラダ用にドレッシングでマリネ、残り3分の1は冷凍してストック。

 豆の煮汁を使った大福豆入り鶏大根はスープがめちゃめちゃ美味い! 大根はまだ味がしみてないけど、豆と鶏はめちゃウマです。さすが豆。今後、備蓄しよう。


■ 2004.10.9    マーゴン

 直撃らしいのでオケの練習も中止になってしまい、家で大人しく溜まった家事を処理してます。気象庁のサイトで台風情報を見たら、今回の22号の名前はマーゴンだそうだ。台風の名前って英語のファーストネームがつくんじゃなかったっけ、と不思議に思って調べたら、こちらのページで最近は台風にアジア各国の言葉の名前がつくらしいことを発見。マーゴンは香港の出した名前だそうです。で、この順で行くと、次は日本の「トカゲ」ですか……つーか、日本の出した名前ってどれもこれもどうですか。星座から取ったみたいだけど、「大型で強い台風トカゲは室戸岬近海を北上中、今夜にも関西地方に上陸する見込み」とか言われても緊張感ゼロですよ。まあ、他の国の人も自国の出した名前については似たような印象を受けるのかもしれないけど。この中では中国の出した名前が格好良いです。龍王とか風神とか海燕とか。

 鶏肉とじゃがいものクリームシチューかぼちゃ風味。普通にクリームシチューをルゥを少なめにして作って、貰い物の缶入りレトルトかぼちゃポタージュを3缶投入。うちには電子レンジがないので、缶入りのレトルトスープだと1人分だけ鍋に移し替えなければならず、余計に手間がかかるのです。ベースのクリームシチューをほぼ白ワインだけで煮込んだので、会心の出来であります。

 満腹でうっかり昼寝したら夕方まで寝過ごした。すごい雨風ですよ。

 シチューの残りとギネスで一服。今日は一歩も外に出なかった。明日は晴れるかな。


■ 2004.10.8    台風

 何も連休めがけて来なくても。といっても、またしても今日まで月曜が休みなのに気づいていなくて、予定は真っ白なんですけど。

 お昼にふらっと高島屋に行ったら、テアトルタイムズスクエアで『山猫』公開だそうですよ。10月23日から。行く行く! チラシに載ってる映像だけでもすごい美しい。アラン・ドロンより断然バート・ランカスターでしょう。アラン・ドロンに貴族は似合わないと思う。美男子なのは認めるし、私のタイプじゃないにしろそれなりにフェロモンは発散してると思いますが、生まれの良さというものは漂わない感じ。チラシに上映時間が3時間6分って書いてあって、『ロード・オブ・ザ・リング』が長いのなんのって言われてたけど、大傑作の大前例があるじゃんと思いました。『ロード・オブ・ザ・リング』は一生懸命凝縮して詰め込んであの長さだけど、『山猫』なんか3分の1は舞踏会のシーンですってよ。単純に考えたら1時間てことだ。ゴージャス。それにしても、しばらく映画に行ってないと今何がやってるかさっぱりわからなくなるな。いろいろ見逃してしまって惜しいことをした。とりあえず、今週末は駆け込みで『ヴァン・ヘルシング』を観てこよう。

 茄子とピーマンと水菜の白湯麻婆豆腐。白湯麻婆豆腐の素があったので。茄子1本、ピーマン2個、水菜1把に豆腐半丁で軽く2.5人前くらいできる。でも構成材料から判断して(何せ野菜ばっかりだ)カロリーは通常の半分とみなして晩御飯で完食。お腹いっぱい。満足満足。自炊を継続すると、やはり腕が上がる。さぼると覿面に鈍るけど。ここ最近、見事に食べ物ネタばかりですが、食欲の秋ということで見逃してたも。


■ 2004.10.7    甘い

 西友のメープルアイスは口がひんまがるくらい強烈に甘いメープル味で、しかもメープルの糖分が霙状の固まりで混入していて、でも不思議にこれが病みつきになる。こういうチープで不健康な味は大好き。最近、甘いものの許容範囲が広がってきたな。ドトールのマロンラテも最近のお気に入り。


■ 2004.10.5    寒い

 今年は雨が多いですね。

 水菜が安かったので、今日からしばらく集中消費。今日はピーマン詰めオリーブとシーチキンのサラダにしました。ドレッシングはゆずぽん。シーチキンから油が出るので、和えると和風ドレッシングもどきになる。オリーブは戸棚の奥から発掘。買ったことをすっかり忘れてました。たまに棚卸ししないと駄目だな。

 ブルガーゴフの『悪魔物語』を読んでるんだけど、このぶっ飛びようは安部公房みたいだ。あ、年代が逆かな。


■ 2004.10.4    財布

 を忘れて出勤。昼御飯は持参していたからいいものの、コーヒーも買えず、残業中に買い食いもできず、カフェインと糖分が同時に切れてイライラしまくり。タバコ吸う人がヤニ切れるとこういう気分なんだろうか。ちょっと喫煙者の気持ちがわかる気がする。

 そんなわけで逃げ帰るように帰宅して、ありあわせの材料で豚汁。といっても、里芋大3つに人参1本、豆腐半丁入れたら鍋一杯です。しかもいつものことながら野菜の切りが大きい。ほとんど煮物の様相を呈している。でも、大量に作ったせいかめちゃくちゃ美味い。豚汁は失敗のしようがないんですが、いつもの4割増美味い気がする。空腹のせいかな。私って天才? とか自我自賛しながら3杯も食べてしまいましたよ。おかしいな、鍋一杯軽く6人前くらいあったのに。もう鍋に3分の1くらいしかない。ちなみに豚汁製造過程では、木綿豆腐を握りつぶしながら投入する瞬間が一番好きです。だるいのは味噌を溶いている間。

 今日をもって1Lの料理用日本酒を賞味期限内にコンプリートした。快挙である。醤油なぞ賞味期限1年越しなのに。……ちょっとまずいかな。

 『きみの血を』 シオドア・スタージョン/山本光伸 訳(ハヤカワ文庫)読了。
 以下、少々ネタバレしますので、これから読もうかという方は要注意。核心に触れないように書くつもりですが。

 淡々と大きなクライマックスもないまま、まるでドキュメンタリーのようにストーリーが進行してしていくんですが、それでも最後まで読ませる筆力に感心。普通ならこうまで起伏のない小説は途中で飽きるもんですが。わりと冷静に読み進むだけに、翻訳にひっかかる部分が多々。友人同士の往復書簡の文体なぞ、ちょっとどうよと思いましたが、一番気になったのが、突然出現する関西弁。主人公のろくでなしの父親の台詞なんですが、あんまりではないですか。大体、主人公の父親はヨーロッパ系の移民という設定で、しかも主人公の名前がベラだと作中で示される。ベラはおそらくBelaで、ハンガリー系の名前です。ハンガリーと言えばお隣のルーマニアと合わせて、ワラキア公爵にバートリ伯爵夫人縁の土地。そういう霧深く仄暗い東欧のイメージに、関西弁。勘弁してもらいたい。雰囲気ぶちこわしです。そういえばハンガリーにはベラ・ルゴシなんて俳優もいましたね。 英米の作家は登場人物の名前のつけ方にいろいろ裏があって面白いです。


■ 2004.10.3    あいにくの雨で

 でも渋谷までリードを買いに行った。雨の日に楽器を持ち歩くのは面倒くさい。それでなくても重くて面倒なのに。でも甲斐あってリードは大漁。思いがけず吹きやすいのが沢山あって、諭吉さんが飛んでいくのも躊躇せずまとめ買いしてしまった。どうしようもなく不作のときもあるので、あるときにしこたま買っておくという、まるっきり冬眠前の熊体質です。

 スーパーで「うまづらはぎ」なるものが半額になっていて、何だか正体がわからないまま晩御飯用に買い込む。ネットで検索してみたところ、かわはぎの一種らしい。香川特産、刺身がおいしいそうな。あと意外なことに味噌汁に合うんだって。あら汁でもなければ味噌汁に魚入れるって発想がなかったよ私。でも今日は醤油煮付けにしてみる。日本酒と醤油とみりんをブレンドして生姜と長葱と一緒に例によってホイル蒸し。普通に美味かったです。しかし魚ってなんであんなに高いんだろ。今日のうまづらはぎにしたって半額とはいえ160円ですよ。肉のほうがコストパフォーマンスが良いなんて。


■ 2004.10.2    食欲の秋

 トマトと豆のカレーがびっくりするほど美味しくできたので、メモっておく。

 <材料(3人前くらい?)>
 玉葱大1個、人参1本、大蒜2かけ、鶏肉(水炊き用の骨付きぶつ切り。あばら骨とおぼしきものが見えるので胸肉なのかな)適量、トマト水煮1缶、ミックスビーンズ1缶、カレーパウダー適量、カレールゥ1かけ(固形ルゥに入っている切り目どおりの1かけ分)、バター50%ブレンドマーガリン適量。

 レシピはほぼ普段どおりなんだけど、いつもと違うとこだけ。

 ・鶏肉は冷凍していたので、前夜に冷蔵庫に戻して解凍し、しばらく料理用日本酒に浸けておく。(最初に日本酒仕込んでおいて、その間に野菜切ってるくらいで十分かと)
 ・玉葱はいつもはざく切りなんだけど、今日はちょっと小さめに切って(といっても刻んでというほど小さくない。1〜2センチ角くらい)、大蒜とバターもどきと一緒に炒める。このとき、中火に落としてかなりしっかり琥珀色になるくらいまで炒めたのが勝因の1つと思われる。
 ・人参を投入してなじませる。(それほどしっかり炒めてない)
 ・鶏肉を投入。火を強火に戻して表面をしっかり焼いておく。これもおそらく勝因の1つ。
 ・鶏肉の表面が焼けたくらいで、カレーパウダー第一陣を投入。全体にうっすらなじむ程度に。
 ・トマト水煮缶投入。このとき、缶の中身をこそげ取るためにちょっと入れた水以外、水は入れない。(ついでに半端に余っていたトマトペーストも1袋入れました。適当な)
 ・沸騰したら中〜弱火に落として蓋をしてしばらく煮込む。(この間私、風呂入ってました)
 ・トマトが煮崩れて汁がなめらかになってきたくらいのところで、ミックスビーンズ投入。
 ・豆に火が通ったくらいで弱火に落とす。カレールゥを投入。
 ・ルゥが溶けた頃にぐるっと全体をかき混ぜる。かき混ぜにくかったので日本酒を少量足して水分調整。またしばらく放置。(電話がかかってきた)
 ・味を見て、ちょっとパンチが足りないのでカレーパウダー第二陣で調整。

 ってな感じで適当なところで勝手に完成宣言。だらだらといろいろ他事しながら、約1.5時間くらいですか。いつもはトマトの酸味が結構残ってしまうんだけど、鶏肉を入れたせいかトマトの味がしっかりしつつもまろやかで美味い。あとじゃがいもを入れなかったのも正解。ほんのりカレー風味って程度なので、カレーと称するのは無理があるかな。多分、ご飯にかけるには味が薄いと思う。私はパンを浸して食べたのでこれくらいでちょうど良いけど。カレーライスにするなら、ルゥはもう1かけくらい入れたほうが良いかも。製造過程で特に変わったことはしてなくて、肉はしっかり解凍するとか玉葱はしっかり炒めるとか根気よく弱火で煮るとか、つまるところ材料にこだわらなくて良いから、要所要所のセオリーをしっかり守って作れってことですね。いつももっと適当だからなあ…。

 というわけで、栗入りのブーレと白ワインで食しております。余は満足じゃ。


■ 2004.10.1    駄目探偵再び

 駄目駄目言ってますけど、これって親近感と連帯感の顕われですよ。もう10月じゃないですか。宿題山積みです。どうしよう。片付けられない女って他人事じゃないよな。私の場合、部屋だけじゃなくてあらゆる事象に当てはまる気がする。

 それなのに 『キマイラの新しい城』 殊能将之(講談社)読了。
 抱腹絶倒度はこちらのほうがはるかに高い。電車のなかで読むのはとても危険。私はヘンなところがツボにはまりやすいので、さらに危険です。現に行きの電車で読んだ「地獄の泥」がツボを直撃してしまって、午前中思い出し笑いで仕事にならず、昼に勢いでアジアン・カレーを食べに行って午後はさらに仕事にならない体たらく。「犯罪捜査は警察に任せておけ」などと自ら存在意義を否定する探偵とか、カンニングする探偵とか、ポスロリとか、もう大変です。大好きです。殊能センセーの小説の登場人物には、台詞や言動に妙なリアリティがある。本当にどこかにいそうな、というより、目の前でその人物が話し動き回っているところをそのまま筆写したような臨場感がある。日頃のTVウォッチングの賜物なんだろうか。うちにはテレビがないし、それほど見たいとも思わないんですが、そういう私も殊能センセーの日記のTV談義はいつも楽しみにしてます。テレビ番組自体に興味がなくても、こういう鋭くてちょっとひねくれてるけど非常に真っ当な解説を聞くのは面白い。

 っていうか、一度でいいから本気大マジおふざけなしで薀蓄の限りを傾けた長編をものしていただけないものでしょうか殊能センセー。本気出したら、そこらの半可通作家なんぞ蹴散らす勢いのディープなのが書けると思うんですけど。それこそジーン・ウルフみたいな。ウンベルト・エーコみたいな。渋澤龍彦みたいな。書いてくれたら絶対に買いますけど。書いてくれたという事実だけで絶賛しますし。ついでに装丁にも採算度外視なくらい凝ってくれると嬉しい。昔の聖書の写本みたいな有り得ないデカさの布張りとかだったりしたらもう卒倒しそうに嬉しいです。間違いなく読書用と保存用の2冊買うっていうオタク買いしますよ私。

 …ってビブリオマニアックな願望丸出し。殊能センセーこういう趣味なさそうだから無理だろうなー。ちなみに中国語だとビブリオマニアのこと「書痴」って言うらしい。なんだか身も蓋もない字面だ。






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