2005年10月の不定期日記 戻る 
不定期日記

■ 2005.10.31   よもぎ炊き込み

 ずっと前に買って忘れていたふーちばーじゅーしぃーの素が出てきたので消費。沖縄風よもぎ(ふーちばー)炊き込み御飯(じゅーしぃー)らしいです。確かに薬草っぽい匂いがするけど、味は醤油系豚肉入りのピラフ風炊き込み御飯に仕上がってなかなか美味い。でも分量の関係で2合炊いたんだけど、一人だとやっぱりちょっとロットが多いんだよなあ。

 『ライオンと魔女』 C.S.ルイス/瀬田貞二・訳(岩波少年文庫)
 瀬田訳は苦手なことには変わりはないんだけど、文体は指輪よりはとっつきやすい。でも物語としては指輪のほうが好きだな。子供に感情移入できないからかな。とか言いつつ落書き。これ異世界物ファンタジーのはしりなんでしょうね。

 メールいろいろ頂戴しています。ありがとうございます。お返事はもう少々お待ちください。すみません。


■ 2005.10.30   ゴミ溜め

 使っていない素材やデッドリンクのファイル等々を削除しただけで大分ファイル数が減りました。ていうか汚すぎる! ゴミ捨てなさすぎ!

 ……リンク切れなど発見されましたらこそっと教えてください。

 デッドリンクの中にこんなもの見つけた。UPしようと思っていたら質問の配布元から配布ページがなくなってお蔵入りになっていたのでした。勿体ないのでここに晒しておこう。(貧乏性) しかしこの回答、今答えてもほとんど答えが変わらないあたり……。時が止まってるよ。

 『医者にウツは治せない』 織田淳太郎(光文社新書)
 かなり前に読み終わってたのに書くの忘れてた。いろいろ紹介されている治療法に関しては眉唾じゃないかと思ってしまうもの多々だけど、薬漬け医療に対する批判はそのとおりだと思いました。「出された薬を飲めば治る」と盲目的に信じるのは間違っていると思います。私みたいに医者嫌いの薬嫌いで、風邪薬でさえつい処方箋を元に裏を取ってしまうのもどうかと思うけど。


■ 2005.10.29   思い立ったが吉日

 ということで、サイトの整理を断行します。そんな一気にはできないので、なめくじの歩みになるかと思いますが、時間あるときにやっておかないと永久にできなさそうだ。そういえばまともな構造改革は開設してはじめてですね、このサイト。なんつーずぼらな。

 手始めに、水面上のインターフェース同士の相互リンクを全て外そうと思っています。そもそも訪問者の層が違うだろうということでインターフェースを分けたはずなので、矛盾していたのですよね。つい余計な自己顕示欲が。暴走列車からのリンクだけは便宜上残そうと思っています。ごく少数、このリンクを使ってくださっている方がいらっしゃるかと思います。(多分その方々はここを覗いてくださっている方だと思うので、ここに書いてます。) もしこれからもご訪問くださるのでしたら、個々にブックマークしていただけると幸いです。ご面倒お掛けします。

 Xデーは11月20日予定。

 『Charlie and the Chocolate Factory』 Roald Dahl/Quentin Blake(PUFFIN BOOKS)
 ウォンカさんが一人また一人とクソガキとその親どもを陥れていくさまをサディスティックに楽しんでしまったんですが、私、児童文学の読み方間違ってますかね。


■ 2005.10.28   disappear into thin air

 各方面いろいろ滞っていてすみません。

 自分ではコントロールできない諸々の面倒事に振り回されることが多すぎて腹立だしいことこの上ないのですが、実際問題サイトに割けるパワーが極端に削られつつあります。ご承知の方はご承知のように、このサイトはここともう一箇所ほどを地下茎にして、いくつかのインターフェースが水面上に顔を出している状態なんですが、そのうちの2つばかりを休止状態にすることを検討しています。いえ、むしろ休止と廃止の間で迷っているというか。現状でもほとんど休止というか放置に近いっちゃそうなんですが。私個人は好きなサイトさんはたとえ更新停止されてもアーカイブは存続していてほしいと思うほうなんですが、いざ自分が運営する側に回ると放置状態のコンテンツが晒されているのはどうかなーとも思ってしまう。あああこういう管理人事情みたいなのを自サイト内で垂れ流すのも実は好きじゃなかったんだけど。でも多分、突然コンテンツが消えておやっと思ってくれるのもここを覗いてくださっているごく少数の方々だけだと思うので。いずれにせよ、来月中くらいまでにはお片付けを済ませたいと思っています。


■ 2005.10.26   座礁本

 『川の深さは』 福井晴敏(講談社文庫) 
 貸してもらったけど、座礁確定。こういう高血圧な文章はもう読めんです。

 福井晴敏が駄目な理由は、前にも書いたような気がするけど、地の文にもろに作者の意見が反映されている点。神の視点にどこぞのマニフェストみたいな内容書いちゃいけませんな。それでも『ローレライ』はまだ読めるレベルだったけど、これは初期作品のせいかそれが強く出すぎて、平たく言えば押し付けがましい。

 前々から気になっていた「爆音」を巡る佐藤亜紀・阿部和重ネタ。ちょっと前に佐藤亜紀のブログを覗いていて、阿部和重が『文学界』の対談で佐藤亜紀のブログ記事を引っ張り出していちゃもんつけたらしい、とは知ってまして、それが10月半ばくらいでしたっけ。こういうゴシップは大好きなのでそのうち確認してみようとは思ってたんですが、今日やっと本屋で売れ残り(失礼!)を見かけて立ち読みしてきました。阿部和重×中原昌也対談。すみませんね、そこ以外に興味はないので。

 いやあこれは。本人の発言もさることながら、これをそのまま載せた編集者も凄いと思うよ。だって「映画館の爆音上映が気に食わない」と言っただけでナチ呼ばわりなんて、普通言ったほうの人品を疑うよね。作家の人格と作品の質は直リンクしないと思うので本人の評判を気にする必要はないだろうけど、特定個人に対する(しかも名指しだぜ)暴言をそのまま載せるのは雑誌としてマイナスなのでは? あ、そうすると私なんかも立派なナチなわけか。クラシック好きで映画館の爆音上映が気に食わない(しかもワーグナーやマーラーの爆音もものによっては気に食わないから、佐藤氏より許容範囲は狭いよ)って条件だと。

 って書いてる間に、佐藤氏がブログでもっと強烈な往復ビンタ返してたのをさっき見つけました。他人事ながら、もうちょっと人見て喧嘩売ればいいのにと思ってしまう。


■ 2005.10.25   予習本

 帰りに図書館に寄ったけど、目当ての本が一つもなかった。『チョコレート工場の秘密』も『アガメムノン』も『虎よ、虎よ』も『検察側の論告』も。『虎よ、虎よ』なんか新宿区立はどこも所蔵してなかった。実にけしからん。あ、『ライオンと魔女』は児童書コーナーにあったので借りてきた。しかし瀬田訳か……。また敷居が鴨居くらい高いな。

 "Charlie and the Chocolate Factory"は原書も読みやすくて楽しいんですが、ちょっと柳瀬訳を覗いてみたかったんだよね。固有名詞関係で。今ちょうど、けったくそ悪い餓鬼どもが勢揃いしたところ。

 なんか本格的に調子悪いので今日は薬飲んでもう寝ます。(22時現在)


■ 2005.10.23   休暇は終わりぬ

 気分的にはバリバリ任務だったけど。疲れた……。

 伝書鳩業務の煽りで電話代が通常の5倍くらいに跳ね上がった上、法事関連の慮外の出費がたたり、給料日直後なのにすでに貧乏なんですけど。洒落にならないレベルで。

 『マークスの山 下』 高村薫(講談社文庫)
 すごく面白かったんだけど、最後までぴんと来なかったのは犯人像と加納検事のポジション。合田はじめ警察関係者の人物像が鮮明なだけに、この二点にだけ若干ぼけた印象を受けるんですが、でも改稿魔の高村薫がこれで文庫化したんだとすれば、「わからない」「はっきりしない」という状況そのものを提起したかったのかな。

 『恋に落ちたシェークスピア』
 おかしくて悲しくて、でも底抜けに楽天的で嬉しくなる作品です。一度でも舞台に乗ったことがある人なら、最後の芝居のシーンには胸が熱くなると思う。観客がみんな自分に注目しているというあの高揚感、満場の拍手を貰ったときの身体が震えるような喜びを思い出します。きっとシェークスピアの原文を知っているともっと楽しいんだろうな。女王様怖いけど素敵。グウィネス・パルトロウ可愛い。主演のジョゼフ・ファインズはロミオ役にぴったりですね。コリン・ファースがいけ好かない男を好演してました。"I don't know. It's a mistery!" それが芝居の魔力。


■ 2005.10.22   山のあなた

 『マークスの山 上』 高村薫(講談社文庫)
 高村薫を読むのは久々。で、改めて思ったけど、この人って硬派の腐女子だと思う。


■ 2005.10.20   変温動物

 長袖のTシャツの上からニットのカーディガン着て秋物のジャケット着てスカーフ巻いている私の体感温度はおかしいですか。風邪なのかな。でも熱があるとわかった瞬間しんどさ倍増しそうなので熱は測らない。

 寒いので鯖味噌。無精者仕様、30分でできる鍋を使わない鯖味噌、いってみましょう〜
1.鯖の切り身をざっと洗って水気拭いて塩と酒を振りかけておく。
2.冷蔵庫にある野菜を適当にざく切り。今日は玉葱。バリエーションとしては長葱とかきのこ類とか大根とかチンゲン菜とか。くったくたになる葉物はお勧めしません。
3.合わせ味噌を作る。ご自宅のレシピでどうぞー。私の場合、味噌+醤油+みりん+酒をベースにあとは気分次第で適当におろし生姜とか大蒜とか入れます。今日は大蒜ざく切り投入。
4.アルミホイルを二重にした上に野菜をばらまき、鯖の切り身を載せ、さらに上から残りの野菜を撒いて、合わせ味噌を掛ける。
5.ホイルを閉じてオーブンレンジなどで15〜20分ほどホイル焼き。うちなんかコンロの上に餅焼き用の網置いてその上で焼いてます。どんなキャンピング仕様。強火→中火くらいで。ホイルは案外焦げないのでしばらく強火でも大丈夫です。
6.ホイルごとお皿に載せてできあがり。お皿も汚れない一石二鳥。

煮魚にも応用できますよ。我が家の魚料理はほぼこのスタイル。グリルがないからカリッと塩焼きができないのだけが悲しい。


■ 2005.10.19   丸ごと愛して

 というわけで閉店間際のスーパーで葉つき大根を80円でゲット。葉っぱを半分刻んで冷凍し、残り半分を浅漬けに。最近そこらへんにある調味料を適当に合わせては実験してます。今日は黒酢+ヌックナム+ガーリックエール+おろし生姜(チューブのやつ)+塩。黒酢と生姜のダブルパンチでかなり酸っぱいけど、これ疲れに効く〜 酸っぱいもの好きの私にはやめられない味です。スッパムーチョとか食べられない人にはお勧めしません。むしろレモンスライスを生で齧れるような味覚の人にしかお勧めできません。セロリとか人参なんかもいけそうだな。胡瓜とか大根とか味がしみやすい野菜には向かないと思われます。

 今週は帰りが遅くて週末まで自宅映画祭はできなさそうだ。きゅう。


■ 2005.10.18   極私的コスプレ映画祭

 歯医者に脅かされた割に全然痛くないので思いっきり飲みに行ったら、飲み仲間に「間違っている」と言われました。間違ってる? むしろこういう患者の行動を見透かした医者の策だった気がしてならんのだが。

 『よもつひらさか往還』 倉橋由美子(講談社文庫)読了。
 倉橋由美子はいつもさらりとグロい。

 TSUTAYA半額チケットを貰ったのでアクションじゃない映画三昧しようかと。ラフマニノフ&ノエル・カワード繋がりで前々から気になっていた『逢びき』(ディヴィッド・リーン監督)はしかしDVDがなかった。ちえっ。仕方なく『アマデウス(ディレクターズカット版)』と『恋に落ちたシェークスピア』。そう、本と同様、映画の傾向にも全く脈絡がない私ですが、一つだけ間違いなく好きなジャンルはコスプレ。それも湯水のようにお金を注ぎ込んだものに限る。『アマデウス』はテレビ放映でしか見ていなくて、数年前にデジタルリマスター版が出たときの上映も逃がしてしまっていたのでした。これから堪能します。うはうは。

 観ました。(0:15現在) 滂沱。英語だったの忘れてました。てっきりドイツ語かと。(そんな程度のうろ憶え) でもすぐにそんなこと気にならなくなるくらい音楽が素晴らしい。何度観ても死の床でのレクイエム作曲の場面は一緒に歌ってしまう。レクイエムの中ではラクリモーザも大好きなんだけど、これはモーツァルト作曲はほんの一部だけで残りは後世の補完らしいですね。音声解説が本編とほぼ同じだけの長さあるらしく(本編の上から監督がコメントしてる)、明日も引き続き局地的アマデウス映画祭。


■ 2005.10.16   アクション映画不適合者

 黒酢って土佐酢よりキツいんですね。調味料入りタイプだったので舐めてかかっていたらピクルスみたいになってしまった。辛。

 『チャーリーとチョコレート工場』と迷った挙句、『シン・シティ』観てきました。
 映像はともかく、耳が疲れた……。銃撃音とか爆発音とか喧しいのう、などと。老化も甚だしい。ベネチオ・デル・トロとイライジャ・ウッドとジェシカ・アルバ目当てです。ベネチオ・デル・トロの見下げ果てた野郎っぷりが素晴らしい。イライジャ・ウッドってやっぱ小柄? ジェシカ・アルバは期待どおり可愛かったけど、あの髪型はどうかと思った。カーペンターズのカレンみたいな分厚い前髪のロング。公式サイトでは額出しショットだったからてっきりワンレングスだと思っていたので正直びっくり。あの髪型が良いのはいいとこローティーンまでだ。少女性を出したかったんだろうけど。金髪には全く萌えないので、ひたすらオールド・シティの女王様とワルキューレ達に喜んでました。そう、本当にアメコミの世界ですね。セックスとバイオレンスはあるけど、エロスは全く感じないのでした。登場する女たちはマッチョなまでの堂々たるプロポーションで健康的とさえ思ってしまう。男のロマンなんかヒールの爪先で弾き飛ばすくらいに。

 柚子胡椒買ってきた。大分産。ついでに安くなっていたドイツビール二種。Jever PilsnerとDiebals。飲めないときに限ってつい買ってしまって誘惑に悶え苦しむことになるんだよなあ。マゾか私。里芋の煮物しようと思って冷蔵庫を見たら肉っ気が全く見当たらず、仕方なくベーコンで。久しぶりなわりにまずまずの出来。


■ 2005.10.15   言い訳大王

 最近、眼精疲労が酷くて。と言いつつ、いつもの巡回サイトはいつもどおり回っているんですが。おかしいなあ、どうして自サイトのファイルを見るときだけこんなに目が疲れるかしら(しれっ)

 溜めてしまったので箇条書き。

 12日水曜。Mさんとプロジェクト別腹。楽しかった! しかしどうも昔に比べて確実にキャパが減ったようで、思うように弾けられなかったのが心残り。次回是非リベンジの機会を!

 13日木曜。ドメスティック外交摩擦、妥結交渉が決裂。あんなに根回ししたのに呆気なさ過ぎて怒り通り越して脱力。また伝書鳩業務に逆戻りですが、こっちもそんなにヒマじゃないのよという不快感を表明するためにもしばらくストライキ予定。

 14日金曜。職場の同僚が出演する劇団の公演を観に。イングリッシュスピーカーによる英語劇。勿論、英語上演。想像していたより劇団組織も演目も本格的でびっくり。(っていうか、セミプロ?) 予習ゼロで行ったので話の内容は半分もわからなかったけど、初出演だと言う同僚氏はなかなか良い演技で楽しめました。ていうか、後で脚本貸してもらおう。

 本日。朝一番で親知らずの抜歯。腕のいい歯医者さんなので不安は何もなかったんですが、一日二日は楽器が吹けないのがつらい。あと寝坊して朝食抜きで行ったら、「2〜3時間は何も食べないでくださいね」 ……しゅん。「あとしばらくお酒や辛いものは控えてくださいね」 ………しょぼーん。

 浅漬けやら冷奴やらに使いまくって土佐酢コンプリート。次は黒酢にターゲットロックオン。最近になって胡瓜が安いので浅漬け三昧。お酢を使うまでもなく、胡瓜一本分くらいの少量ならレモン半個をぎゅうぎゅう絞るのでも酢代わりになることが判明。レモン買ってもいつも余らせてたけど、なるほどこういうふうに使えばよかったのか。


■ 2005.10.11   寒い!

 早く衣替えせねば!

 『宇宙の果てのレストラン』 ダグラス・アダムス/安原和見 訳(河出文庫)
 ここまで思いきりよく次回に続くなのも。(続巻の刊行予定ないのに…)

 炊飯器復活。試運転中。


■ 2005.10.10   ウェブ地球儀

 World Windというやつ。たまたまネット徘徊していて発見したこのウェブ版地球儀。NASAが作っているフリーウエア(!)です。45MBとかなりサイズがでかくてダウンロードに時間かかったけど、それだけの甲斐はありました。いやあ楽しい。PCの画面上でくるんくるん回して遊んでしまったよ。マウスホイールで拡大縮小、右クリックで地軸の傾きを変えられる。それこそ『七都市物語』の大転倒がグラフィカルに実現できちゃいますよ(笑) NASA提供の地球のフルカラー画像データBlue Marbleも欲しかったけど、124MBもあるから断念。システムにはかなり細かい地誌データまで持っているんだけど、あまりに膨大なのでその都度ウェブサーバからデータを取ってくる仕様になっているようで、オフラインでは使いづらそうなのが難点ですか。


■ 2005.10.8   ブロッコリー

 独り者にとってロット的に手強い食材といえばまずはキャベツだけど、意外に侮れないのがブロッコリー。一株いっきに茹でたものの、キャベツとの違いはブロッコリーの場合は嵩が減らないこと。ボウルいっぱいの茹でブロッコリー。一日三食、サラダにスパゲッティにスープに入れまくって、まだ半分くらい余っている。お腹いっぱい。

 『アイーダ』の凱旋行進曲をやってると応援団みたいな気分になってくる。ああー大太鼓やりたい! めっちゃ気持ちよさそう! くるみ割りはやっぱりセカンドになりました。なにこのファーストよりヤな感じの譜面。基本的に低音(チェロ・バス)が薄い曲だからやたらに聞こえるのだ。うひー。


■ 2005.10.7   社長を出してくれたまえ

 とにかく現地の対応が鈍くて胃が痛かった懸案が何とか片付いて一息。やっぱり電話攻撃が効いたなー。明らかに担当者が変わって、随分まともな対応になったもの。責任者を出せとは言わなかったけど、それに近いプレッシャーの掛け方したもんな。絶妙のニュアンスを伝えてくれた通訳氏に感謝!

 解放された勢いでつい散財。ブーツ買ってしまいました。山吹色に近い明るい茶色。ヒールはちょうどいい高さだし、皮が柔らかくて歩きやすい。甲高幅広という最悪の条件なので、足に合う靴を見つけたときは即買いです。あああ財布が涼しい。


■ 2005.10.6   Not your business

 友人との会話。

「もしさ、彼氏と旅行に行きたい場所の意見が全然合わなかったらどうする?」
「一人で行く」
「……あんたに彼氏がつかない理由がよくわかった」

 大きなお世話じゃ。

 大体「つかない」って何さ(笑) 意見が一致する場所があれば勿論一緒に行くよ。でも行きたくもないとこ無理矢理引きずり回されてもお互い仕方なかろう? それに一人旅ができるのも独身貴族の特権さ。私の場合、心底行きたくない場所ってあまりないから、相手の提案を断ることは実際ほとんどない。むしろ私のプランのほうが特殊すぎて(18切符で東北一周の旅とか中国山地スイッチバックの旅とか造船所巡りとか)誰もつきあってくれないんだから、我儘呼ばわりされるのは心外ですわ。と言ったら、そうか、といたく納得する友人。それもどうなの。

 というわけで、11月頃に壱岐に行くことになりそうです。


■ 2005.10.5   担当者はバカンスで明日まで戻りません

 英会話の授業では「いい天気ですね」とか「どこへお出かけですか」とかより、ホテルの予約の仕方とかクレーム電話の掛け方とかを教えるべきだと思うね。リーダーじゃ通販会社への問い合わせメールの書き方とかファンレターの書き方とかやれば、皆真剣に勉強すると思うよ。つうわけで待てども暮らせども返事を寄越さない現地事務所に電話攻撃するハメに。伝達ミスがあると致命的なので通訳を入れてもらったけど、テレカンファレンスで向こうの発言が直接聞けるのは話が遥かに早い。やれやれ。これで明日までに返事が来るといいんだけど。

 先日から浸かりっぱなしの『ノエル・カワード ソングブック』(イアン・ボストリッジ/EMI Classics)のライナーノーツにノエル・カワードの本名が「ノエル・プリンス・カワード」とあるけど、ここらへんのソースによれば、Noel Peirce Coward (本当はNoelのeにウムラウトがつきます)なので、「ピアース」か「パース」かだと思うのだが如何。そもそも戦前のイギリス人が「プリンス」なんてミドルネーム持つとは考えづらいし。


■ 2005.10.2   大根日和

 昨日の合鴨の団子が残っていたので、今度は大根主体でスープに。大根が美味い季節になると嬉しい。味付けは塩+中華スープの素+柚子胡椒。これで去年買った柚子胡椒がなくなってしまった。補充せねば。これからの季節の必需品です。

 昨日の練習は行ったらまたしても自パートが私一人だった。というか、木管後列全滅。こんなにメンバーが集まらないといつまで経ってもパートが決まらないので困る。特にくるみ割りはトップよりセカンドのほうが実は難しい気がするし。今からいきなりセカンド吹けって言われた場合のほうがヤバい気が。(でもそうなりそう)

 『怪物がめざめる夜』 小林信彦(新潮文庫)
 昔読んだ気になっていたけど、どうも読んでなかったようだ。今読むとありふれた話のように思われるけど、93年の発刊当時にはネットの書き込みひとつで殺人が起きたりするような事態は普通の人には想像つかなかっただろうな。そういや受験のとき以来、深夜ラジオなんて聴かなくなったような。ミッドナイトウェーブとか懐かしい。


■ 2005.10.1   だあ

 そうこうしているうちに10月だよ! 私ナニやってたんだろうこの夏。

 老体を労わるべく、野菜を大量投下したごった煮スープ。大蒜、玉葱、キャベツ、大根をとにかく刻む刻む。そしてくったくたになるまで煮ます。途中でマカロニを投入。野菜の嵩が半分以下になったくらいでたまたま安かったので買ってきた合鴨の鶏団子を出汁代わりに投入。味付けは塩と中華スープの素と酒と醤油少々。甘みは野菜から出るので。なんか全体に白い感じですが美味いからよし。

 水道のパッキン問題は自分で解体にかかる前に、一応、管理会社になっている不動産屋に連絡したところ、直してくれるということで来てくれました。さすがに材料費と工料くらいは払おうと思っていたのですが、それも不要とのこと。多謝! ついでにユニットバス式の蛇口のパッキンの替え方、横で見させてもらって覚えました。シンプルな金属タイプの蛇口ならやったことあったんですけど、ユニットバス式のはまずどこから解体していいかがわからんちんでしたので。次は自分でできるな。






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